2011年9月5日月曜日

Wikipedia:Microsoft IME

ナチュラルインプット

Microsoft IME 2002以降から、新しい入力方法として「ナチュラルインプット」が導入され、文節の区切りなどを意識せずに入力できるようになった。また、マイクをパソコンに接続することで音声認識により日本語文字入力をすることも可能となっている。ただし、ナチュラルインプットの対応アプリケーションはMicrosoft Officeなど一部製品に限られる。
またナチュラルインプットでは自動的に前後の文字列を未確定に戻して変換を行うため、再変換機能が前提にあって実現した機能である。
なお、ナチュラルインプットに対して従来の入力方法を受け継ぐものは「IME スタンダード」という名称になっている。
Officeアプリケーションを使用しているうちにIMEスタンダード・ナチュラルインプットが勝手に切り替わってしまう現象が多く見受けられる。これはデフォルトでは「Ctrl + Shift キー」が「入力方法を切り替える」ショートカットキーに設定されており、隣り合ったキーの組み合わせであることから誤って押してしまいがちなためである。言語のプロパティ(Windowsのコントロールパネル)からショートカットキーを変更または無効にすることで対処できる。
ナチュラルインプットの操作性になじまないユーザーが多い上、勝手に切り替わる現象によるストレスを味わう場合もあることから、ナチュラルインプットの評価は概ね低く、ナチュラルインプットは Microsoft IME 2003 を最後に廃止された。
誤変換
 もともと、この学習の癖はベースとなったWXシリーズにも見られたものである。WXシリーズの場合ユーザーもこの特徴を理解しており、学習されやすい入力の仕方を心掛けたり、ユーザー辞書を積極的にメンテナンスして誤学習単語を削除するなどして対処していた。自ら辞書を鍛えることによって変換効率を上げることがWX使いの醍醐味とさえ思われていた。しかし、大多数のユーザーはIMEに使いこなしの楽しみなど求めておらず、そのようなマニア向けのIMEをベースとしたことが今のMS-IMEの問題に繋がっている。もともと、この学習の癖はベースとなったWXシリーズにも見られたものである。WXシリーズの場合ユーザーもこの特徴を理解しており、学習されやすい入力の仕方を心掛けたり、ユーザー辞書を積極的にメンテナンスして誤学習単語を削除するなどして対処していた。自ら辞書を鍛えることによって変換効率を上げることがWX使いの醍醐味とさえ思われていた。しかし、大多数のユーザーはIMEに使いこなしの楽しみなど求めておらず、そのようなマニア向けのIMEをベースとしたことが今のMS-IMEの問題に繋がっている。

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