2012年8月7日火曜日

うれしがりだから自作PCのこと書いてみる

どうにも辛抱たまらなくなったので、PCを自作しました。
スペック
CPU:Intel Core i3 i3-2120 3.3GHz 3M LGA1155
M/B:ASUS P8H77-M LE
メモリ:Transcend JetRam PC3-12800(DDR3-1600) 8GB KIT(4GB×2)
電源:Jumper450B
SSD:Intel SSD 330 Series Maple Crest 60GB MLC
HDD:SSDに取って代わられたネットブックのHDD(250GB Hitachi製かな)
光学ドライブ:SH-222BB+S
無線LAN:Atheros AR5416
ケース:GIGABYTE GZ-M1 ZGM1B9R(黒)
ディスプレイ:acer S221HQLbid
OS:Ubuntu 12.04 LTS (64bit)

あとは、ことの成り行きをつれづれなるままに書くので、あれです。

よく考えればまともなPCを1台も持ってなかった(Atom N270なの1台、N570なの1台、と、数世代前のPentium Mなの1台)のでまともなのが欲しくなったのと、Atomのは取り回しがしやすくて便利なんだけど、当然ながらディスプレイが小さすぎるので、ってことでPCを買うか、組むかしようと決意。

15インチとかのゴツイノートPC(「移動可能なデスクトップPC」と呼んでる)は勘弁だったし、ノートならAtomなのがあるんで、デスクトップに。

で、置く場所もあんまないし、ゴツイのはかわいさのかけらも無いので、最初はmini-ITXとかでちっさいPCが欲しかったんだけど、マザボ見ても当然のことながら、なんかいまいちなのが多いのでm-ATXくらいかなという結論に。

どこかに書いてあった「自作PCは電子機械工作からの延長線上にあって、物好きのおっさんがやる趣味なので、ケースにかわいさというのはあまり考慮されてません」という言葉の通り、かわいいケースはあまりなくて、アビーなケースが比較的かわいかったんだけど、お値段が…。

しろろさんが半年前くらいに組んでるので話を伺ったところ、需要と供給の関係でそこそこのサイズなケースがいい値段で売ってるとのこと。まぁ、当然だけど、非常に参考になりました。

ってことで、このケースに。まだ、見た目もいいほうかなぁ。せっかく自作するなら将来性を取って、ATXなケースでというしろろさんの助言もあったけど、やっぱり置く場所が無いので、m-ATXに落ち着いた。(しろろさんの変態ケースもあれはあれで魅力的なわけですが。)

CPUはインテル入ってるなのって決めてたんだけど、何にするかは非常に悩んだ。
最初は、Core i5 3475Sを狙ってたんだけど(省電力版だし、Intel HD Graphics 4000載ってるし、VT-d載ってるしと楽しそう)、どうやら、BOXなのは少なくとも近々は出ないっぽい(そして、ずっと出ないのかも)。そもそも、よく考えたら、そんなに資金なかった。

でi3にするかCeleronにするかという方向に。結論は冒頭の通り。
SandyなCeleronはすごいって話を聞いていたし、実際試してみたい感もあったし、9月になったらIvyなi3が出るらしいので、それまでCeleron刺しといて、それで事足りればそのまま、足りなければ新しいのが出たら差し替えればいいかぁってのも考えた。
でも、今ならi3が10k切るところが、9月に出た当初だと12kくらいになりそうな気がするし、そこにCeleronの3k足したら差額5kかぁ、とか、逆に値段が10kくらいに落ち着く頃まで待てるのかとかいろいろ考えたら、「パーツの買い時は欲しいと思った時」という格言に従って、今、Sandyなi3を刺してしまったほうがいいね、って結論です、はい。

将来性を考えて、メモリもM/BもIvy対応な感じで選んでみました。
M/BはUSB3.0とHDMIに対応したのを選んで、あとは信頼できるメーカーでとやっていったらこれに。価格.comとかでレビューとかがついてなかったのでちょっと不安だったけど。

SSDは先に、Atomに刺す用に120GBを買っていたので、そっちを新PCに刺して、Atomに入れるために60GBのを購入。

電源は350Wとかで充分足りるなぁってことでその辺を狙ってたんだけど、450Wのほうが安いし、この電源は静からしいので、選びました。で、実際静かです。
父の昔使ってた(そして、未だに妹により使われている)PCというかワークステーションがめっちゃうるさかったので、あんなのは嫌だなってことで当初より静音はかなり意識してパーツは選んでます。

部屋のLANコンセントはすでに埋まってたので、無線LANを。最初はインテルなPCIeのカードを狙ってたんだけど、これもなかなか手に入らなさそうなので、Linuxで動くことは友人のPCで確認済みなAtheros社製チップのカードを。

光学ドライブは安いのを。(「光学ドライブは消耗品」らしい。へー)

ディスプレイは、コスパで選びました。まぁ、色の再現性なんて全く求めてないし、そもそも、私の目に色の厳密性はありませんので(中度の色弱)。

で、これでお値段弾きだすと53418円也(送料・手数料込みの実際の購入価格。計算した段階ではちょっと誤差があったと思うけど、55kくらい)

で、これと似た構成でBTOの見積もりを取ってみたところ、自作する方が安い(し楽しい)だろうという結論になったので、パーツをAmazonとTSUKUMOとの2ヶ所から取り寄せ。

個々で見たら別だけど、総合的に見たらAmazonは安いし信頼できるねと改めて確認。

で、組み立てたわけですが、CPUが思ったより小さかったです。
私が小2くらいのころに父が266MHzのAMDなCPUを買ってきた時に見たのはもっと大きかった気がしました。自分のサイズが変わっただけかな…。
持ってみたら、小ささの割にずっしり重くて驚きました。

CPUの固定レバーが考えてたより硬くて、CPU割れるんじゃないのかって恐怖がありましたが、CPUは強かった。

メモリ刺したりとかはつつがなく終わったんだけど、マザボをケースに入れるときが大変だった。
ネットで調べたらIOシールドを先につけとけみたいな感じだったので付けてたんだけど、そこにマザボがはまらないはまらない。m-ATXなケースなのであんまり余裕もないし、シールドの引っかかってる部分をちょっと手で曲げてやって強引に入れました。
しろろさんの「ATXの方が広々として組みやすい」という言葉が頭を駆け抜けて行きました。

やっとこさで、マザボを入れて、電源をどんどん刺していきます。が、ケースがm-ATXなのと電源がプラグインじゃないのを買ったので、結構苦労しました。
しろろさんの「ATXの方が広々として組みやすい」という言葉が頭を駆け抜けて行きました。
しろろさんの「プラグイン電源のほうがいいよ」という言葉が頭を駆け抜けて行きました。

ディスクアクセスとかのランプにつなぐケーブルが小さいんで、ミスりそうだなぁって思ってたら、案の定、ミスってて光りませんでした。

ストレージはSSDだけをつないだ段階で仮起動させたら、Xubuntu 12.04 (32bit)が起動したのでヤター。32bitじゃ8GBを生かしきれないので、64bit版をUSBから入れました。
が、起動しない。結論から言えば、UEFIってややこしいのね。BIOSでUEFI起動を無効にして、USBメモリから起動してインストールしたらスムースに行きました。

あとは問題なく進んだかなぁ。一番の心配だった無線LANも思ってたとおりあっけなく認識してくれたので。

Virtualboxで仮想マシン動かしたけどスムース、スムース。

起動もめちゃ早い。bootchartの結果を貼っておきます。
そうそう、PCのホストネーム決めるときに、どうしよっかなーって思ってたら、近くに若き日のマリア・テレジアの肖像画があったのでTheresiaってつけたんだけど、ちょっとかわいらしくないから何とかしたい。

というわけで、ヒジョーに満足の行くPCが組めました。こうしてブログ記事を書いてるんですが、柄にもなくだらだらと書けてるのは、大きなディスプレイと高性能なCPUやメモリのおかげです。
長っ!

0 件のコメント:

コメントを投稿